3月4日(月)からチベット体操をはじめました。
このDVDでやり方を覚えて、今週で4週間目。
すっかり毎朝の日課になりました。
チベット体操をはじめたきっかけは、
あるお客さまでした。
「過去に大きな怪我や病気はありますか?」
初めてのお客さまには必ず聞くことです。
その方は、今までに大小様々な外傷を負ったそうで、
中には想像しただけで鳥肌が立つ様な事故もありました(汗)
「・・・で、よく捻挫をする。今は疲労で全身がバキバキ」
と、カルテ代わりのノートにメモ。
一通り症状をお聞きしてからイスやベッドに移り、
実際にお客さまの身体に触れて状態を確認していきます。
私がよく使うのは、お客さまにベッドに仰向けになっていただき、
左右の脚から身体全体を揺らして弾力をみる方法。
これだけでも、全身のどこに制限があるのかがよくわかります。
この時もその検査をしました。
「!?」
引っ張ってみても押してみても、脚から頭まで心地よく揺れる。
手で感じても目で見ても、よどみない弾力。
沢山外傷を負った方の身体とは思えないぐらい、
健全な弾力でした。
「・・・あの、体操とかヨガとか、何かされていますか?」
「はい。チベット体操を5年以上しています」
なるほど。
どうりでこの弾力。
「チベット体操、すごいですね!」
感心しました。
ちなみにこのお客さまは、
チベット体操をするようになってから、
頭痛やむくみが大幅に改善されたそうです。
そしてその数日後、冒頭のDVDを注文したという次第です。
『5つのチベット体操 若さの泉』
チベット体操をすると7つのチャクラが活性化されるそうです。
確かに、5つの儀式の内容を見てみるとそう感じます。
第1の儀式で右回りに回転。
これで第1チャクラと第7チャクラを活性化させ、
両者のつながり(縦のライン)を整えるのでしょう。
そして第2〜5の儀式は、
どれも身体の前後を伸び縮みさせる体操。
(腹筋にも背筋にもグッと効きます)
これらの運動で、身体の前後にあるチャクラ(横のライン)に
働きかけるのだろうと思います。
下の絵は、『光の手』の中にあったチャクラの説明図を模写したもの。
チャクラの位置と流れがわかりやすかったので、
本とにらめっこしながら描いてみました。
当たり前なんですが、絵を描くという行為は、
頭の中が絵だけに集中できるのがいいですね。
約1時間、日常を忘れて集中できました。
1と7のチャクラがつくる縦のラインと、
2〜6のチャクラがつくる横のライン。
私はこのイラストを見るまでは、
2〜6のチャクラは身体の前面にだけあると思っていました。
全てのチャクラの流れが、
縦横につながっている様子がよくわかりますね。
7つのチャクラが活性化され、
見えない世界のエネルギーが身体を循環するようになれば、
当然、心も身体も健康になるはず。
チベット体操がチャクラに働きかけるものなら、
「若返りの体操」と言われるのも納得です。
最後に、私の個人的な体感です。
体操をした後は頭と身体がスッキリして、
意識しなくても自然に背筋が伸びます。
単純に気持ちいいです。
体操の後は5〜10分程度仰向けになって休むのですが、
この時に顔や頭の中がムズムズ動いている感じがしたり、
身体の一部が勝手に動くこともあります。
野口整体の活元運動みたいなもので、
身体が自己調整をしているんだと思います。
チベット体操は、最初の1週間は五つの儀式を3回ずつ行い、
翌週からは1週間ごとに2回ずつ増やしていき、
最終的には21回ずつまで増やします。
ここまで来るのに10週間かかり、
それ以降はずっと21回ずつ固定でおこない続ける。
私の場合は今4週間目なので、
5つの儀式を9回ずつおこなっています。
先週まで(7回ずつの時)は物足りないぐらいの運動量だったのですが、
9回ずつになってから急にキツくなってきました(汗)
DVDで体操の実演と解説をしておられる越智静香さん。
彼女の声と話すテンポが心地よいので、
これからはじめられる方にはオススメです。
時々DVDを観直しながら体操をしてみると、
自分のやり方には丁寧さが足りていないことに気づかされます。
決められた回数をこなすことを目的にするのではなくて、
「今の1回」を丁寧に味わうことを目的にすると、
今朝も「きついけど気持ちいいなぁ」と思いながらできました。
YouTubeには他にも動画が沢山アップされているので、
興味がある方はチェックしてみてください。
また個人的な気づきがあれば、このブログでご報告します。