今年の9月に弟の結婚式に出席した時のこと。
「五郎さん、えらい痩せましたね」
7〜8年ぶりに会った弟の友人から言われました。
私的には「そうかなぁ?」という感じなんですが、
別の機会で久しぶりに会った知人からも
「痩せたなぁ」と言われることがありました。
「やっぱり、肉を食わへんからとちゃうか?」
確かに、そうかもしれません。
お肉を食べなくなって約10年。
私の場合は全く太らなくなりました。
だからといって、身体を大きくするために
お肉を食べるというのは自分の生き方に合いません。
ウチの奥さんにも聞いてみました。
「そんなに痩せてるかなぁ?」
「うん。ガリガリやで」
「・・・え!そうなん!?
(テレビに出ている細身の俳優さんを指差し)
まさか、この人よりも?」
「うん。ガリガリやで」
「マジか!?(汗)」
そんなわけで、少し身体を鍛えることにしました。
「脱!ガリガリ!」です(笑)
「さて、何をして鍛えようか?」
スポーツジムへ通うのは多分続かないし、
ただ筋肉をつけるために筋トレするのも面白くないし、
飽きた時に困るから運動器具も買いたくない。
「う〜む。何がいいやろ?」
しばらく考えていたら、
ボクシングをしていた頃の体型が
一番自分好みだったことを思い出しました。
サンドバックでフック系のパンチをガンガン打つと、
背中全体が大きくなるんですね。
「でも、ボクシングジムへ通うのもちょっと違うなぁ。
自宅にサンドバックでもあれば。
いやいや。
そもそも取り付けられへんし、
あったらあったで近所迷惑になるから無理やしなぁ」
サンドバックを打つ時みたいに、
身体に負荷がかる状態でパンチを打てれば・・・
「そうか!
重りを持ってシャドーボクシングをしたらええんや!」
そう決意して、軽いダンベルを2つ買いました。
100均のダイソーさんで一つ108円の計216円。
この値段なら、飽きてやめたとしても全く後悔しないでしょう。
ちなみにこのダンベル、
商品のタグに「約1キロ」と書かれていただけあって、
量ってみると本当に「約1キロ」でした。
しかも、それぞれに違う「約1キロ」(笑)
ダンベルを使うシャドーボクシングは10分程度。
オーソドックススタイル(左足が前で右足が後ろ)と
サウスポースタイル(右足が前で左足が後ろ)の両方の構え方で、
ストレート、フック、アッパー、
ボディへのフック・アッパーを丁寧に繰り返す。
それぞれの動きとダンベルの重さに身体が馴染んできたら、
色んなコンビネーションに発展させていく。
身体が火照ってほどほどに息が上がってきたらダンベルを置き、
同じコンビネーションを短く繰り返す。
ダンベルの重さから解放された途端、パンチが格段に速くなる。
これが結構気持ちいいんです。
現役でやっていた頃より今の方が、
フォームもハンドスピードも良くなっているように感じています。
これでだいたい10分。
少し物足りないぐらいのこの長さがちょうどいいようで、
9月の後半から12月10日の現在までほぼ毎日続いています。
たったこれだけの運動でも身体が少しずつ大きくなってきました。
ただ、「脱!ガリガリ!」ではじめたこのシャドーボクシングですが、
今は体型を変えることよりも、パンチの質を良くすることや
運動自体の爽快感を得ることが目的になっています。
やはり私の心と身体には、
適度に息が上がるぐらいの運動が合っているようです。
ダンベルを持ってシャドーボクシング。
体型を変えたい方には結構おすすめですよ。