突然ですが、人生初の痔になりました。
1月4日の朝のことです。
いつも通り、トイレに坐って「う〜ん」とやっていると、
「・・・ポタ・・・ポタ」と
便器の中にしずくが落ちるような音が聞こえます。
「なんやろ?」と股の間から覗いてみると、
便器の中が血だらけ!!
血は綺麗な赤色でした。
私は日に2〜3回ぐらいお通じがあるので、
かなり快便な方だと思います。
そんな毎日お通じがあって当たり前の生活が痔で一変。
翌日は出血を怖れて便を出せなくなりました。
しかし、その次の日には血も出なくなり、
普通にトイレができて一安心。
「これで落ち着いたかなぁ」
そう思っていたら、翌日の夕方に痔が復活!!
7日間の研修で徳島へ旅立つ前の日のことでした。
今から診てもらおうと病院に電話をするも、
その日は土曜日で、おまけに夕方。
どこの肛門科もお休みです。
親切な看護師さんが電話でアドバイスをしてくれました。
「あなたの場合は痛みもなく鮮血なので、
大腸の問題ではないと思います。
コーヒー、チョコレート、アルコールなどの刺激物を控えて、
柔らかくて消化に良いものを食べて養生してください」
この肛門で、明日から7日間の旅。
ただでさえ旅先では便が出にくいのに・・・。
こんな憂鬱な気持ちで研修へ出発したのは初めてでした。
徳島での7日間は修行僧のように過ごしました。
講義はだいたい朝の8時半〜夜の7時半頃まで。
途中で休憩を挟みつつも、
10〜11時間は研修先の建物の中に居るという勉強漬けの毎日。
食事はいつも外食するところを
今回はみかん、豆腐、干し芋などにしました。
単純に出血が怖いので、入れる量を減らそうという作戦です。
あと刺激物の管理。
コーヒーもやめて、大好きなビールも完全に抜きました。
おやつはちょっと食べました(汗)
身体は日に日に痩せていきましたが、
頭はよく働いてくれました。
その日に録音したボイスレコーダーの複数のファイルを、
ホテルに帰ってからその日のうちにノートPCに保存して、
ファイル名を内容に合わせて整理。
こうしておくと、後日復習する時に、
目当ての音声データをパッと探せて便利なんです。
いつもならビールを片手にこのデータ整理をするところですが、
今回の相棒はスーパーで買った徳島産のみかん。
シラフだと作業がはかどりました。
お通じはあったりなかったり。
血も出たり出なかったり。
日程の中盤で、仲間が痔の治療をしてくれたおかげもあって、
後半はほとんど出血せずに済みました。
ほんとに助かりました。
Tさん、ありがとう。
「健康とは、なくした時に初めて気づく」
今回痔になってみて、これを実感しました。
奈良へ戻ってきた夜、
久しぶりにビールを飲んだらコップ1杯で酔いました。
だいたい日に缶ビールを2〜3本飲んでいたのが、
奈良へ戻ってきてから10日が経ち、
飲んだ日はその日も含めてたったの3日だけ。
こんなに飲まないのは何年ぶりか
というぐらい飲まなくなりました。
ただ「1日の終わりにお酒を飲む」という習慣だったんだなぁと思います。
痔になったおかげで、
ビールを飲まない生活に慣れました。
あとは、お酒も含めて余計なものを食べなくなったので、
お肌がキレイになりました。
特におでこのツヤが良くなりました。
人相学的に言うと、
おでこは晩年の運気をあらわしているので、
我ながらこれは大変良い傾向です。
なんやかんやで、
今回は痔になって良かったなぁと思っています。
「原因はなんやろ?」と考たら色々思いつきました。
長くなるので、また後日に書きたいと思います。