今日の風景

スズメの母と雛

 

 

 

 

 

 

よしの舎さんのかき氷

 

 

眩しい夕日

 

 

 


関西弁

関西弁(特に大阪弁)という言葉は、

人との距離を縮める時や、

停滞した場の空気を変えるのにとても便利です。

 

例えば、「アホ」という言葉でも、

笑顔で言えばちょっとした挨拶に変わります。

 

誰かがミスをした時なんかは、

「ほんま、アホなやっちゃなぁ〜(笑)」の一言で、

その場が和んだりもします。

 

普通なら言いにくい直接的な表現でも、

関西特有の「ボケとツッコミの文化」がおおらかに許してくれる。

 

そんな懐の深さを感じます。

 

 

司馬遼太郎さんの『大坂侍』の中にこんなセリフがありました。

 

 

 

 

「そこが大坂言葉の便利なとこでな。

 言葉に毒さえ抜いときゃ、なんぼ口汚のう言うても、

 言えば言うほど親しみを増すという摩訶不思議な言葉や。

 あいつは大坂者やよって、そこんとこの呼吸はようわかっとるやろ」

 

 

さすが司馬さん。

 

短いセリフの中に、

関西弁の特徴とそれを使う関西人の気質が凝縮されています。

 

 

とは言え、関西弁のこの素敵で便利な効果が通用するのは、

相手が関西人である場合に限られることがほとんどです。

 

他の地域で生まれ育った方に同じノリで言ってしまうと、

相手の方を傷つけてしまったり、

悪口を言っていると勘違いされたり、

最悪の場合は嫌われてしまうこともあります。

 

テレビで関西のお笑いが浸透しているとは言え、

まだまだ配慮が必要ですね。

 

 

槇原敬之さんのこの歌の中でも、

関西弁のキツイ言葉の裏にある優しさが表現されています。

 

 

『尼崎の夜空を見上げて』

 

 

 少し口が悪くても 誰かの事を思う人の

 言葉は本当に優しくて 思い出すたび笑顔になる

 洗面器カタコト おばさんサンダル履いて

 見上げた尼崎の夜空を 僕はたまに思い出す

 

 

関西弁とは、

愛とユーモアを同時に込められる魔法の言葉だと思います。

 

これからも配慮を忘れずに、

楽しみながら愛を込めて使っていきたいと思います。

 

 


ある日の風景

 

 

 

 


呼吸と動き

呼吸によって全身が動く。

 

動くのは、横隔膜だけではありません。

 

骨格や筋肉はもちろんのこと、

内臓も動き、膜も液体も動く。

 

呼吸が全身を動かし、

全身の動きが呼吸を可能にする。

 

全身の動きの自由度があるからこそ、

大きな呼吸ができる。

 

大きな呼吸をすることによって、

全身の動きの自由度が増す。

 

 

呼吸は、酸素と二酸化炭素の交換のためだけにあるのではない。

 

呼吸は、常に全身の動きとつながっている。

 

 

 

 

昨年の講演で、江原啓之さんはこう仰っていました。

 

「肚から声を出すようにしていると、嫌なものを跳ね返せるようになる」

 

過去には、江原さんも霊的なものを受けることがあったそうですが、

肚から声を出したり歌うことを実践していたら、

そういうものを受けなくなったそうです。

 

 

このことは、呼吸と全身の動きとのつながりという、

動的な解剖学から見ても納得ができます。

 

 

私がお客さまの施術をする先に何を目指しているのかというと、

こういう全身の動きの連係を取り戻すことです。

 

全身が一つのユニットとして連係しながら、

生き生きと活動する力を取り戻すこと。

 

 

この日記を読んでくださっているみなさまへ。

 

この機会に、呼吸と全身がつくる動きのつながりを静かに感じてみてください。

 

そういう時間を、1日に10分でも15分でも持ってみましょう。

 

ただそれだけで、あなたの心と身体が喜びます。

 

 

もしかしたら、これが一番効果があって一番安い健康法かも知れません。

 

 


お休みのお知らせ

8月19日(金)〜21日(日)は、

オステオパシーの研修に参加するため

整体院の営業をお休みいたします。

 

 

19日は過去の研修内容を動画で復習。

 

20〜21日の2日間は、

発生学、神経生理学、解剖学をみっちり学んできます。

 

 

 

 

期間中はみなさまにご不便をおかけしますが、
ご了承くださいますようお願い申し上げます。

 

 


小銭貯金

毎月定期的に施術を受けに来てくださっているKさんから、

「植林の寄付に」と、沢山の小銭をお預かりしました。

 

 

 

 

お預かりしたお金は、

全額『WONDERFUL WORLD 植林 FESTIVAL』事務局へ

振り込みいたしました。

 

Kさんが寄付してくださった金額は、1,286円でした。

 

現在までの白樺整体院の募金の累計は、27,029円です。
 

 

 

 

Kさん、ありがとうございました!

 

 


のれん

白樺整体院の前の道路は細いのですが車通りが結構あって、

あと雨や風もびゃんびゃん当たりますから、

放っておくとのれんさんもくたびれてきます。

 

 

そんなわけで、時々のれんを洗います。

 

 

煤竹からのれんを外して洗面所で優しく手洗い。

洗濯機で脱水してから、しばらくベランダで干します。

 

麻ののれんだからすぐに乾きます。

夏だと1時間も干せば充分。

 

後は、アイロンで丁寧にシワを伸ばせば出来上がり。

 

 

 

 

 

 

汚れもシワも取れて、元通りの爽やかなお顔に戻りました。

 

 

 

 

のれんさん、これからもよろしくお願いします。

 

 


運勢を良くする方法

今日は、「運勢を良くする方法」について。

 

斎藤一人さんの言葉をまとめたものをご紹介します。

 

 

 

 「今日一日、人に親切にしよう」と思って生きる。
 「今日一日、人に親切にしよう」と思って行いをする。

 

 勤めている人は、奉仕の気持ちで一生懸命働く。

 

 「給料分働いたからいいや」ではなく、
 普通の人よりも余分に笑顔で働いて、会社や社会に奉仕するつもりで働く。
 給料をもらったら「給料をもらって当たり前」じゃない。
 社長に「ありがとうございます」「感謝しています」とお礼を言う。

 

 「この人がここにいてくれて良かった」と思ってもらえる生き方をする。
 そういう生き方をしている人が本当の成功者。

 

 滝に打たれるのも坐禅を組むのも修行。
 でも、本当の修行とは社会に出て日常行うこと。

 当たり前の日常生活の中で、
 人にちゃんと感謝をして、人に親切にすることが本当の修行。


 言葉を変える。

 愚痴、泣き言、人の悪口を言いそうになったら「ツイてる」の言葉でかき消す。
 「ツイてる」の言葉で運勢が強くなる。

 

 運勢が強くなると、1%の努力で残りの99%が上手くいく。

 「ツイてる」を言っている人は波動が変わる。
 だから、他人がその人を見る目も変わる。

 

 実は、99%の運勢は人が決めている。

 

 例えば、あなたがお店を経営したとして、
 あなたのお店に入るかどうかを選ぶ権限はほぼ100%お客さんにある。

 

 それと同じ様に、あなたを出世させるかどうかは上司が決めるし、
 「この人はいい上司だなぁ」と思うかどうかも部下が決める。

 99%は人が決めるから、1%だけ努力をすればいい。

 

 その1%とは「外見」。 

 髪も顔も服も靴も清潔にする。


 人から見て、だらしなく思われない外見にする。

 当人はだらしなくしているつもりはなくても、
 他人から見るとそう見えることがあるから、
 ちゃんと鏡でチェックをする。

 

 ただし、鏡を見る時は、
 「他人から見たら不潔に見えるんじゃないだろうか?」という目で見る。
 そのつもりで見ないと見えないから。
 「どうしたら清潔に見えるだろうか?」という目で見る。

 

 身体(外見)は、その中にある命や魂を祀る神社と同じ。

 だから、自分は神主のつもりでその社を清潔に守る。

 

 頭は神社の屋根。
 顔や身なりは神社の入り口。
 靴は神社の土台。

 

 頭や髪の毛を清潔にしている人には、天の加護がある。
 顔や身なりを清潔にしている人には、世間の加護がある。
 靴を清潔にしている人には、先祖の加護がある。

 

 「ツイてる」という言葉を言って、

 天の加護があり、世間の加護があり、
 先祖の加護がある人(=身なりを清潔にしている人)は、
 何をやってもどんな仕事をしても上手くいく。


 人相を良くする。
 明るくする。
 ニコニコした良い顔をする。
 眉間にシワを寄せたような顔をしながら幸せにはなれない。

 

 勢いをつける。物事をテキパキやる、勢い良くやる。
 「はい!」「喜んで!」「大丈夫ですよ!」と、
 勢いのよい頼まれやすい返事をする。

 

 「運」とは、ただの「運ぶ」。
 「運勢が良い」とは「勢いが良い」こと。
 「運」に勢いをつける。


 人間いうのは完璧じゃないから、
 やったことに対して反省するんじゃなくて改良をする。
 そして、またやって悪いところがあれば改良する。
 終わったことを責めてもしょうがない。
 終わったことはどうにもならない。
 終わったことは改良すればいいだけ。
 だから誰も傷つけることはないし、責めることもない。

 

 人相を良くして、勢いを良くする。

 

 そうすると運勢が良くなる。

 

 

 

例えば、なんぼええこと言うていても、

汚い身なりだったり、頭がフケだらけだったり、

鼻毛がちょろっと出ていたり、

歯に食べカスがついていたりしたら興醒めします。

 

だから、やっぱり外見は大切です。

 

明るくて爽やかで親切で、感謝の言葉をきちんと言えて、

愚痴、泣き言、人の悪口をあんまり言わなくて、

考え方が前向きで、返事が良くて、テキパキ仕事をして、

人相も表情も良くて、過去の失敗にこだわない、

そのうえ頭から足先まで清潔な人。

 

そういう人が、他人から好かれるのは当たり前ですね。

 

そして、当たり前のことを当たり前にきちんとできている人が、

人から認められて、支持される。

 

それが成功者であり、運勢が良い人。

 

一人さんの教えはシンプルでわかりやすいですね。

 

 

私も日々実践していきたいと思います。

 

 


経て経て、経続ける

2週間ほど前。

私が独立する前に勤めていた会社の上司とお酒を飲んできました。

 

 

その日の待ち合わせ場所は、

私が2008年まで勤めていた会社の最寄り駅。

 

ホームに降り立った時、

スーツ姿の自分がそこにいたことを想像しました。

 

あの頃の私を駅で偶然見かけた知人が、

「病人の様な顔つきだった」と言っていたのを思い出します。

 

きっとひどい人相だったのでしょう。

 

 

大学を卒業して勤めた会社で10年間営業職をし、

何の計画もなく辞めたのが2006年の年末でした。

 

「この先の人生、自分はどう生きていったらいいのか?」

 

迷いの中で過ごした翌2007年。

考えても考えても答えが出ず、ただただ時だけが過ぎていきました。

 

生活費、国保、年金、実家への仕送りなどで退職金も失業手当もすぐに底をつき、

生活のために再就職をしたのが2007年の9月。再び営業職です。

 

でも、長くは続きませんでした。

 

自分では「まだまだやれる、我慢できる」と思っていたのですが、

人相が悪くなるぐらいキャパオーバーだったんですね。

 

結局、その会社を2008年の年末に退職しました。

 

 

会社を辞める決意をした後、知人のつてで

ある治療家の方とお会いする機会がありました。

 

「半農半整体をしようと思っています」

 

当時は農業にもかなり興味があったので、

そんなフワフワした話をした記憶があります。

 

「じゃあ、試しに腰痛の治療をしてみて」

 

会社員をしながら3ヶ月間の整体講座を受講した後でしたが、

何をどう判断して、どこをどう治療するかなんて全く分かりません。

 

その方の奥さんが横になったベッドを前に、

ただただ立ち尽くしていた自分を思い出します。

 

自分の覚悟の無さをまざまざと見せつけられたシーンでした。

 

 

そんなフワフワのままで、2008年の年末に会社を退職。

 

個人事業主になるまでにも様々な迷いと葛藤がありました。

 

転職先に農業法人を探すも、近隣には全くない。

 

「給料は出せないけど、1年間農業のノウハウを教えてあげるよ」

という農家さんのお手伝いに行くも、2日で辞める。

 

その後、方向転換して整骨院でバイトを始めるも、

自分の理想に合わず半年で退職。

 

 

2009年の夏だったと思います。

 

当時師事していた先生の施術を初めて見学させていただいた日の帰り、

ノートをまとめる為に立ち寄った奈良公園で、

自分の中に明らかな確信が生まれました。

 

 

「自分はこれでやっていける!」

 

 

あの時、包み隠さず観察方法から施術方法まで、

全てを見せてくださった先生のおかげで今の自分があります。

 

 

しかし、個人事業主になってからも食えない日々が続きました。

 

それから色んな試行錯誤があって今に至ります。

 

 

 

私と同じ年の元上司と飲んで笑った4時間。

 

確か、2008年に会社を辞めた翌年にお会いして以来。

7年ぶりぐらいの再会でしたが、何の壁もなく過ごせました。

 

本当に楽しい時間でした。

 

 

あの頃があって、今の自分がある。

 

あの頃や、あれからの色んな時を経て来たからこそ、

今の自分がある。

 

「問題はね、経続けられるかどうかなんだよ」

 

ごっつええ感じの『経て』というコントの中の台詞です。

 

私の中では座右の銘にしたいくらいの名台詞で、

時々この言葉を思い出します。

 

 

 

 

これからも、経て経て、経続けていきたいと思います。

 

 


成長

ここ最近、5年ぶりや3年ぶりに施術を受けに来られる方が増えました。

 

その方々の当時のカルテ(というかメモ書きのようなもの)を見ると、

今とは観察方法も施術の仕方も違うのがよく分かります。

 

特に、5年も前だとガラッと変わっています。

 

あの頃は目に見えている症状や身体の歪みを、

一から十まで「なんとかして治そう」としていました。

 

紙に書かれた文字からも、

そのことがヒシヒシと伝わってきます。

 

 

何年か振りに触れるお客さまの身体。

 

そこから伝わってくるものや感じられるものの質。

身体へのアプローチの仕方。

施術の方法。

 

あの頃とは大きく変わりました。

 

 

日記でもメモでもなんでもいいので、

過去の自分に触れられる手がかりを残しておくと、

現在の自分がどれぐらい成長していて

どれぐらい成長していないのかがよくわかります。

 

 

『am08:59』Rickie-G

 

 

 歩いてきた道 ぽちぽち引き返してみて

 同じ歩幅で一歩一歩振り返ってみる

 

 そう 僕の前の理想、現実、過去、未来含む

 ”今”という自分に出会うために

 

 

 

みなさまのおかげで、今の自分は随分成長できました。

 

これからも自信と謙虚さの両方を持って、

のびやかに成長していきたいと思います。

 

 

ありがとうございます。

 

 


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