先月の記事で、私が普段行っている健康法について書きましたが、
肝心なことを書き忘れていました。
それは「適度な運動」をすることです。
私が行っている「適度な運動」は、
歩くことと、ごく軽い筋力トレーニングを行うこと。
あとは必要に応じたストレッチや体操をすることです。
歩くことについては以前にも何度か書きました。
私は、用事や買い物で外出する際は、
なるべく歩いて行くようにしています。
どうしても時間がない時には自転車を使いますが、
それでも週に1回乗るか乗らないかという程度。
「時間がかかるのになんで歩いて行くのか?」というと、
健康のためではなくて「歩く楽しみを知った」というのが大きな理由です。
結果として歩くことが私の健康法になっていますが、
単に歩くのが楽しいんです。
きっかけは、ビブラムファイブフィンガーズという
素足に近い感覚で歩ける五本指の靴を買ったことでした。
地面の感触を足裏で感じながら、どういう風に身体を使ったら
アスファルトの衝撃を受けずに自然に歩けるだろうと考えながら歩いています。
今はルナサンダルというのも試しています。
このサンダルの良さはまだ実感できていませんが、
ソールが足に馴染んでくるにつれてきっと体感できると思います。
ごく軽い筋力トレーニングについて。
筋トレにはその時の自分の流行りがあります。
ここ最近では、ゆっくりのスピードで行う筋トレが自分の中で流行っています。
まず「柔道腕立て伏せ」をゆっくりのスピードで20回。
私は小学生の時にちょっとだけ柔道教室に通っていて、
この腕立て伏せはそこで教えてらいました。
詳しいやり方はネットで動画もあるので検索してみてください。
ちなみに、柔道は白帯の次の黄色帯で辞めました(汗)
次に普通の腕立て伏せをスローモーションで10回。
ゆっくり身体を床ギリギリまで下げて、
肘が伸び切るまでゆっくり身体を上げる。
最後に、バレエのプリエをアレンジした運動を10〜15セット。
これは、演劇をやっていた時に演出家の先生から教えていただいたもので、
文章で説明するのがちょっと難しいので今回は割愛します。
興味がある方は施術を受けに来られた時にでもお聞きください。
これもかなりスローモーションで行います。
この運動をすると内腿にある内転筋群が鍛えられますので、
猫背の矯正やヒップアップ、O脚の矯正にも効果的です。
これらの筋トレは2日に1回程度やっていますが、
歩くのと違ってそんなに楽しくないです。
身体がちょっとしんどい時には無理せずサボっています。
ところで、なんでスローモーションで筋トレを行うのかと言うと、
施術をする時に同じ姿勢でじっとしていることが多いから。
今の私には素早く動くための筋力はそんなに必要なくて、
同じ姿勢を長く保つための筋力の方が必要なんですね。
だからスローモーションでトレーニングをする。
お腹が出るのを防ぐためという理由もちょっとあります。
最後の、必要に応じたストレッチや体操は、
このブログで時々書いているものや、
施術を受けに来られた方にお伝えしているものです。
身体の調子やその時の気分に合わせて適当にやっています。
ヒマシ油湿布も時々やります。
先月の記事の書き忘れをさっとご紹介するつもりが、
書きはじめたら随分長くなってしまいました。
健康法を地道に続けるコツは、
目的を「健康」に置かないことだと思います。
「健康のために運動をする」というよりも、
その運動をすること自体が楽しいと感じられる運動をすることや、
自分の仕事や生活にとって意味があったり役に立つものであれば
きっと長く続けられると思います。
もちろん、体型維持や美容のためというのも大賛成です。
身体に良い食事を選ぶというよりも、
身体が喜ぶ食事を選ぶ。
人や仕事との向き合い方が、
自分を変えることでどう変化するのかを
楽しみながら色々試してみる。
とどのつまり何を書きたかったのかというと、
「食」と「心のもち方」と「適度な運動」が
心身の健康には欠かせない要素ですヨ!ということでした。
長々とお付き合い、ありがとうございました。