お休みのお知らせ

11月23日(月)〜11月28日(土)は、
オステオパシーの研修に参加するため、
整体院の営業をお休みいたします。


今回の研修の内容は、頭蓋領域のオステオパシー。





期間中はご不便をおかけしますが
ご了承くださいますようお願い申し上げます。

 

自己肯定感を自給自足する

 ボクちゃんね、ボクちゃんぐらい学校に向かない子って珍しいよね。
 ボクちゃんは学校に向かないから社会向きなんだよ。
 だから必ず出世するよ。

 人間は神様が創ったものだからね。
 何にも向かない人っていないんだよ。
 だって、ボクちゃんぐらい学校に向かない人、珍しいもんね。
 お母さん楽しみにしてるよ。


 ボクちゃんね、ボクちゃんすごい得してることあるんだよ。
 わかるかい?
 ボクちゃん特技ないでしょ。特技がないから得なんだよ。
 なまじ特技があるとね、それを活かそうと人間ってしちゃうからね。
 世間がせまくなっちゃうんだよ。

 ボクちゃんは特技がないから、何でもできるんだよ。
 だからボクちゃんは、時代にあったことをいつもしていなさい。
 そしたら絶対に困ることないからね。



斎藤一人さんが、
学生時代にお母さんから言われた言葉だそうです。


幼い頃から大人になるまでの間に、
両親や周りの大人から「自分」という存在を認められ、
「自分は自分でいいんだ」と感じながら成長した人って、
非常に稀なのではないかと思います。

なぜなら、親でも大人でも、
「できた人」というのはそんなにいないから。

学校にも満足に通わなかった上に、
中学を卒業して社会に出て行くという我が子に、
一人さんのお母さんと同じ言葉を言える人がどれだけいることでしょう。


たぶん、私には無理です(汗)


理不尽に怒られたり、自分を否定されたり、
信じていた大人からの何気ない言葉で傷つけられたり・・・。

多くの人がそういう経験をし、自己肯定感とは真逆の
「自己否定感」を抱きながら育って来たのではないでしょうか?


だからと言って、自分の生い立ちや、
両親や周りの大人を恨む必要はないと思います。

なぜなら、過去に自分を傷つけた人達も、
今の自分と変わらないぐらい未熟だったのですから。


「自分は自分でいいんだ!」


もしも、あなたがそう思えないで育ち、
大人になった今でも自分を受け入れられないのだとしたら。

今からでも遅くはありません。

自分自身で、
今の自分を肯定していくことをおすすめします。

「幸せ」とは、
誰かにしてもらうものでもないし、
誰かにしてあげるものでもない。

自分の人生を変えられるのは自分しかいない。

そして、それを可能にする無限の力は、
必ず自分の中にある。


と、私は思っています。


方法はいくつかあって、
どれも手軽で簡単に始められます。

以前にこのブログで紹介したものばかりなので、
ずっと読んでくださっている方には重複した内容になりますが、
お時間がある方は改めて読んでみてください。


<その1>

鏡の中の自分に向かって「愛してるよ」って言う。
自分の名前をつけて、笑顔で声に出して言うと尚良しです。

「五郎、今日も愛してるよ」

慣れるまでは、びっくりするほど照れます(笑)

しかし、その効果は絶大です。

自己否定が強い人ほどハードルを高く感じますが、
このハードルは越えるだけの価値がありますよ。


<その2>

日常生活で起こる出来事に対して、常に肯定的な評価をする。

斎藤一人さんがすすめている天国言葉が分かりやすいと思います。

「愛してます」「ツイてる」「うれしい」「楽しい」
「感謝してます」「幸せ」「ありがとう」「ゆるします」

こういう肯定的な言葉を、
日常生活の中で意識的に使うようにすればいいだけ。

簡単ですね。

美味しいご飯を食べられて、あ〜幸せ。
ご飯を作ってくれた人と食べものに、ありがとう。
太陽にありがとう、雨にありがとう。
ちょっとしたトラブルに、
これぐらいですんで良かった、自分はツイてるな。
ついつい自分を否定してしまう自分を、ゆるします。

瞬間瞬間を肯定する癖をつければ、
やがては自分の人生全体を肯定をすることにつながっていきます。


<その3>

「私は自分を受け入れます」

この言葉を一日に何百、何千回と繰り返す。

例えば、駅まで歩く道すがら。

「私は自分を受け入れます、私は自分を受け入れます・・・」

歩くテンポに合わせて心の中で言い続ける。

「私は自分を受け入れます」ということは、
自分の身体や心だけではなく、
自分の人生そのものを受け入れるということ。

もっと言えば、
(これは信じられる人だけでいいですのですが)
私たち一人ひとりの魂の中には、
この宇宙を創造した無限で完全なエネルギーが入っています。

そのエネルギーのことを『神』といいます。

つまり、私たち一人ひとりが、ミニチュアの『神』なんですね。

「私は自分を受け入れます」ということは、
そのことをも受け入れるということ。

自分を丸ごと受け入れられたら、
その無限の力が湧いてくるかも知れません。

そして、自分の中に神がいることを受け入れられたら、
自分の周りにいる色んな人の中にも神がいることを知ります。


そうしたらどうなるか?

気に食わない人に対して、
今よりもちょっとだけ優しくなれる。

「まだそのことに気づいてないんやなぁ。
 まぁ、しゃあないか」

と、寛容になれる・・・かも知れません。


そうなったら更にどうなるか?

自分の周りに平和が生まれます。


それがもっと広がったらどうなるか?

他人にも平和が生まれ始めます。


それがもっともっと広がったらどうなるか?

地域が平和になります。
やがて、市や県や国が平和になり、
世界が平和になり、
地球が平和になります。


・・・って、
いつになることかは分かりませんが、

この世に生きる全ての人が自分の中にある『神性』に気づけば、
必ずそうなると私は信じています。


「私は神です。あなたも神です。みんな神です」


斎藤一人さんがすすめるこの言葉も、私が好きな言葉です。


自分は何のために生まれてきたのか?

それは、幸せになるために他ありません。


自分に対して、
自分の人生に対して、
どうしようもない気持ちになった時は、
どうかこのことを思い出してください。


この世に忘れ去られている人は、
誰一人としていませんから。

 

ハマユズル展「前へ!!!」

知人の作家、
ハマユズルさんの個展のご案内です。


と き:2015.12.13〜12.8 11:00〜18:00(最終日は17:00まで)

ところ:大阪府池田市『アートスペース ラルゴ


※フライヤーは白樺整体院にも置いてありますので、
 ご自由にお持ち帰りください。






なんかね、ええ作品に出会えそうな予感がします。

お時間がある方は足を運んでみてください。

 

食と心

久しぶりにカレーをつくりました。

カレーと酵素玄米の相性はバツグンなんです。





具は、かぼちゃ、大根、玉ねぎ、にんじん、油揚げ。

時々行くインドカレーのお店で普通に大根が入っていて、
「カレーに大根て・・・(笑)」と思って食べてみたら
意外にうまかったので、今回は入れてみました。

お家でつくっても、やっぱりうまかったです。


レシピはこんな感じ。
分量は全てお好みでどうぞ。


 鍋に油を入れ、最初に玉ねぎを炒める。
 刻んだ鷹の爪、塩、こしょうを適量。
 その他の具材を鍋に入れる。
 具材がしんなりしてきたら、カレー粉を適量入れて全体に馴染ませる。
 だし汁を入れ、30分ほど煮る。
 味噌と醤油を入れて、もうしばらく煮込んだら出来上がり。


カレー粉とかスパイスだけではなくて、
みそと醤油を入れるのがポイントです。

味にコクが出ますよ。

あと、我が家には何年も前につくった
梅酒の梅が沢山余っているので、数個を細かく刻んで入れています。
これを入れると、程よい甘みとフルーティーな風味に仕上がります。

はちみつやメープルシロップを入れてもいいと思います。

味やコクが足らないなぁと思ったら、
みそか醤油をお好みで足してみてください。



さて、昨日のつづきです。

一番肝心な、食と心のつながりについて書き忘れていました。


食が変わると血液が変わります。
これにはおおよそ3ヵ月かかるそうです。

血液が変わると人が変わります。

人が変わると人間関係が変わります。
文字通り「類は友を呼ぶ」です。

人間関係が変わると・・・きっと人生も変わります。


毎日の食事を、
空腹を満たすためのただの「もの」と考えるのか?
自分の心と体をつくる「命」と考えるのか?

「うまそう!」「おいしい!」は、
頭が喜んでいる声なのか?
体が喜んでいる声なのか?


食とは、
私たちの体をつくっている大きな要素であると同時に、
心や人生そのものにも影響するということを忘れてはいけませんね。


私もこのことを忘れて、
ついつい脳を喜ばせてしまいますが、
ちゃんと体の声を聞いてあげようと思います。

 

ハートの調和

週末は芦屋へ。

我が家で日々食べている
長岡式酵素玄米の講習会に参加して来ました。

2007年に炊き方の講習を2度受けて以来、
実に8年ぶりの参加でした。

8年も経つと我流になっている部分が幾つもあって、
気が付くと手帳に書いたメモが何ページにもなっていました。

人の記憶というものは、
勝手な思い込みで都合良く塗り替えられていくんだなぁと、
強く実感した次第です(笑)

しかし、今回は炊き方うんぬんよりも、
代表の新井さんにお会いして
お話を聞けたのが何よりの収穫でした。

8年前では響かなかった言葉がいくつもあり、
この方の空気に触れてまた一つ身軽になった気がします。


 人の中心はハートにある。

 ものを食べる人は、中心が頭にある人。
 命を食べる人は、中心がハートにある人。

 意識レベルが下がると直感が鈍る
 →外の情報に頼る→人のせいにする人になる。

 意識レベルを上げないと経済に振り回される。

 病気になる人は、病気と波動合わせをしている。
 許せない人が病気になる。

 腸の微生物が元気な人はウンチが浮く。
 そういう人は、人を許せる人。

 病気がいけないんじゃない。
 食べ物がいけないんじゃない。
 世の中にいけないものはない。
 アレがダメ、コレがダメは差別。

 「体にいいからやる」は中心を間違えている。
 「楽しい」ならやればいい。

 分離を思う人は、分離のものを食べる。
 調和を思う人は、調和のものを食べる。

 「美味しいから食べる」が感謝。




私に足らなかったのは、
ハートの調和なのだと気づけました。

また新たな気持ちで、
これからも長岡式酵素玄米を食べていこうと思います。


そして、その後は大阪へ。









業務用のお店などを大急ぎで見て回り、
夕方に奈良に到着。

戻ってから数人のお客さまに施術をして、
盛りだくさんの1日が終わりました。


余談ですが、
私が毎月受けているオステオパシー誇張法の講習会も芦屋で、
この長岡式酵素玄米の講習会も芦屋。
ついでに言うと、ウチの奥さんが一人暮らしをしていたのも芦屋。


「つくづく芦屋に縁があるんだなぁ」と感じた週末でした。

 

Aaliyah - At Your Best (You Are Love)

「let me know, let me know」という美しい歌声。

ある日入ったお店で流れていて懐かしくなりました。

帰ってから調べてみると、
2001年に22歳でこの世を去られていました。

Aaliyah(アリーヤ)さん。





彼女の歌声は、きっとこの先いつまでも、
沢山の人の心を打つのだろうと思います。

 

思い通りにならないことをおもしろがる

今日も、河合隼雄さんの
Q&A こころの子育て ー 誕生から思春期までの48章』より。


 Q 思い通りにならないのは、育て方が悪いからですか。
 A 生きているんだから思い通りになるはずがないです。


 現代は、親が子どもをコントロールできる、
 と思いすぎてるんじゃないでしょうか。

 思うようになることが増えすぎて、
 みんな錯覚を起こしてるんですね。

 何もかも思い通りに動かすやつが強いとかえらいとか思っている。
 そういう傾向は、現代社会ではすごく強いと思いますけど。

 近代科学が発達して便利なことがありすぎるから、
 上手にやったらうまいこといく、とみんな思っている。
 それをベースにしてるから、子育てが思い通りにいかないと、
 イライラするんですね。

 ー中略ー

 「上手に子育てしてたら、思い通りになる」
 というのは、完全に迷信です。

 世の中に下手な子育てはあっても、
 どんな子にもあてはまる「良い子育て」というのはありません。

 下手な子育てというのは、親がいつも怒ってるとか、
 子どもをほったらかしにしてるとか、
 食べ物をやらないとか、いろいろあります。

 でも、みんなに共通の便利な方法、よい方法、というのはない。

 だいたい便利な方法なんて大したことないんですよ。
 だれにでもできるんだから。
 
 だから

 「どうもやり方が間違ってる、きっともっと
  いいやり方があるのに、自分は見逃してるんだ」

 と思うのは間違ってます。

 絶対によい方法とか、これで大丈夫とか、
 そんな簡単なものじゃないです。

 そんなよい方法があるんだったら、全ての人がその方法で
 みんな幸福になったり成功したりしてるはずですが、
 そんなこと人生であり得ないでしょう。

 そういう意味では、たとえば氏神さまに
 親子でお参りしたりするのは、案外意味があります。

 どういうことかと言ったら、神様にお参りするということは、

 「何もかも『私』がやって、何もかも『私』が上手にできます、
  なんてことはあり得ません」

 ということの表明なんです。

 私さえ上手にやったらうちの子はうまく育つ、そんなものじゃない。

 だれかの助けがないとダメなんだ、つまり

 「私は人生を100パーセント把握している存在ではありません」

 と認めているんです。

 キリスト教文化圏には長い伝統があって、
 なんといっても一応みんな、
 神様のことは話を聞いているわけです。

 あちらでは全能の神に対して、原罪を負って、
 不完全な存在なのが人間なんです。
 最初から100パーセントじゃないんです。
 
 ところが日本では明治以降、
 西洋から合理的な近代科学を積極的に取り入れましたが、
 キリスト教はそんなに広まらなかった。

 特に戦争に負けてからは、宗教的なものを否定して、
 合理主義でやってきましたから、つい、人生というものは
 自分の思い通りになるものだ、そうあるべきだ、
 と錯覚してしまうんです。

 ー中略ー

 だから子育てが思うようにいかないと、
 「自分が悪い」と罪悪感を持つ人がいるけど、
 そんなことはおかしいんで、
 どんなよい親でも、どんなよい子でも、
 思うようにならないときというのは必ずあるわけです。

 ぼくなんか時代遅れと言ってもいいかもしれないけれど、
 思い通りにならないことこそ
 ほんとにおもしろいことだと思っているんです。

 というよりも、ほんとは、
 思うようにならないことほどすごいことはないんですよ。
 それこそが人生、そこでこそその人の個性が生きるわけですから。

 それとね、そうやって思うようにならなくて、
 あれやこれや考えてもどうしようもないときは、寝るんですよ。

 それが一番です。

 目が覚めたら、また変わってますよ。

 ひと晩たつって、不思議ですわ。




この文章のオチがたまらなく好きです(笑)

神様の話が出てくるのも非常に興味深いところですね。

戦後、人々の心の中で「神仏」という存在が形骸化していき、
「人生は目に見えるものが全て」という考え方で、
人生やこの世というものを合理的に
制御できると錯覚するようになってしまった。

そのことが子育てにも影響し、
「親が子どもをコントロールできる」という勘違いを生んでしまった。

歴史を鑑みた深い洞察だなぁと思います。


神仏に祈るということは、
「自分は不完全な存在だ」ということを認めることなのだと知る。

そういう自分を愛して受け入れる。

子どもが思い通りにならないのも当然だと認める。

思い通りにならないことはおもしろがる。

そして、どうしようもないときは寝る(笑)


子育てに行き詰まりを感じた時は、
こういう本を開いてみるのもいいと思います。

知らないうちに固まってしまった
自分の視点に気づけるかも知れません。

 

待つ力

今日は久しぶりに河合隼雄さんの本を手に取りました。

子育てをしていない私が「うんうん」うなずきながら読みました(笑)

やっぱりこの人はええこと言うてはります。


Q&A こころの子育て ー 誕生から思春期までの48章』より


 Q 「早くしなさい」「それはダメ」と、小言ばかり言っています。
 A 手出し口出しする前に、5秒待って様子を見るんです。


 親が子どもに説教しようと思ったら、何時間だってできます。
 親の方が物をよく知ってるし経験もあるから、いくらでも言える。

 でも、何か言いたくなったときに、そこで5秒待つんです。
 
 「早くしなさいっ!」「それはダメッ!」

 と子どもに言うのを、ちょっと待つだけで違います。
 5秒でも10秒でも自分で決めて待って見ていたら、
 子どもは何かおもしろいことをしますよ。

 とにかくひと息まつ。

 ー中略ー

 子どもには、正しいことをパッパッと言ってたらいい、
 と思うのは、親がちょっとあせりすぎなのと、
 指導・助言する立場の方がラクだからなんですね。
 それだとエネルギーが要らない。

 逆に子どもの方から出てくるものを待つのは、
 すごくエネルギーが必要です。

 でもちょっと待つ間に子どもは、きっとおもしろいことをします。
 何かポツン、と言ったり。

 そして、難しい状況ほど、
 子どももなんかわかりにくいことを言うんですね。
 あれは、そういうことを言って
 おとなをためしてるのかなあ、と思うぐらいです。

 よく例に挙げるんだけど、学校に行ってない子に
 「なんで行ってないの?」と聞いたら、
 「学校行くと友達ができますから」とかって言うわけ。
 
 そうすると「変なこと言うな。友達ができた方がええやないか」
 と言いたくなるでしょ。そのときに「はー、友達ができるからねえ」
 とか言って待っていたら、続きが出てくるんです。
 
 それも「へえ」とか言って聞いていたら、
 また続きが出てきて、最後の方に

 「友達がくると父親が変な病気に
  かかっていることがバレてしまうから」なんて言う。

 ここまでくるのにだいぶ時間がかかります。
 ほんとは父親のことで悩んでいるんだけど、
 それがなんか言えないんですね。

 そういうことを体験すればするほど、待つ力もついてきます。
 だって、待ってたらいいことがある、とわかってくるから。
 一方的に説教するのではなしに、子どもに対して
 「開かれている」という態度が大切なんです。

 ー中略ー

 それでも、正真正銘待つというのは、難しいですねえ。
 ついイライラしてしまう。
 黙ってる相手がいつしゃべるか、いつしゃべるか、
 と思ってるんじゃ、全然待ってることにならないんですよ。
 子どもにその感じが全部伝わってるわけだから。

 ただ、自分を殺して待つ必要はないんですよ。
 たとえば、子どもがティッシュをどんどん引っぱり出しているときでも、
 「子どもがおもしろがってるんだから」と、
 頭で考えてやらせておいたりすると、どこかおかしくなる。

 普通は「もったいない」と思いますよ。
 そのときは「もうやめよ」ってとめたらいいんです。

 「ちゃんと待ってる」とか
 「ちゃんとそこにいる」っていうのは、ほんとに難しいことです。




これって、子育てだけに限ったことではありませんね。


「ちゃんと待ってる」

「ちゃんとそこにいる」


こういう心構えや覚悟は、
あらゆる人間関係にも必要なことだと思います。

ある意味これは、
「どないでもなる!大丈夫や!(笑)」という、おおらかさですね。

物事をちょっとおもしろがれる余裕があれば、
「待つ力」は自然についてくるのだと思います。


明日も、もう少しこの本の中から
河合隼雄さんの言葉をご紹介したいと思います。

 

ヒラメ筋腱弓

以前の記事に、リンパの絡みで
ふくらはぎの筋肉の重要性について書きました。

今日はふくらはぎについて、
もう少し掘り下げていきたいと思います。


ふくらはぎの筋肉の浅い部分に
「腓腹筋(ひふくきん)」という筋肉があり、
その奥に「ヒラメ筋」という筋肉があります。

「ヒラメ筋」という名前は、
みなさまもテレビCMなどで聞いたことがあると思います。

この2つの筋肉のことを合わせて、
「下腿三頭筋(かたいさんとうきん)」といいます。

なんで2つなのに「三頭筋」なのかというと、
腓腹筋が2つに分かれているからなんですね。

その下にあるヒラメ筋は、魚のヒラメの様に1枚。

だから、それらを合わせて3つということなのでしょう。


さて、今日のタイトルにある
「ヒラメ筋腱弓(けんきゅう)」とは、
ヒラメ筋の上部にあるトンネルの様な穴のことです。

位置は、膝裏の少し下あたり。

この穴の中を通っているのが、
「膝窩(しっか)動脈」「膝窩静脈」と、
「脛骨(けいこつ)神経」という3つの管。

この3つの大切な管が通っているヒラメ筋腱弓というトンネルは、
ヒラメ筋が硬くなると同じ様に硬くなり、
血管と神経を圧迫してしまうんです。

圧迫が進むと、足の冷えやむくみ、しびれなどの、
様々な症状を引き起こす要因となります。

そういう症状がある方は、
ご自分で膝裏のあたりを押してみると、
痛みやしびれなどの違和感があるかも知れません。


ハイヒールを履いている女性の足を想像してみてください。

ふくらはぎの筋肉が「ギュッ」と縮んでいますね。

筋肉が伸び縮みせずに、
どちらかに偏った状態というのは、
あまり良い状態だとは言えません。

また、坐りっぱなしや立ちっぱなしの時間が長いと、
ふくらはぎの筋肉はほとんど動きません。

特に、坐っている時に
かかとが床から離れているという方は要注意です。

もちろん、ほとんど歩かずに
車にばかり乗っているという方は言うまでもありません。

自転車は車に比べれば健康に良いのですが、
乗っている時に使うのは主に太ももの前の筋肉で、
ふくらはぎの筋肉はあまり使いません。

また、小股でペタペタ歩きをする人や、
ズッズッと擦って歩く人もふくらはぎの筋肉はあまり動きません。


・・・なんかダメ出しばかりしてしまいましたが、
思い当たって「ギクッ」とした方も、どうぞご安心ください。

ふくらはぎの血管や神経を圧迫しないためには、
ふくらはぎの筋肉を適度に伸び縮みさせる運動や、
ストレッチをしてあげればいいんです。

要は、普段動かしていないところを動かせばいいだけなんです。


ふくらはぎの筋肉を伸ばすには、
アキレス腱を伸ばす体操が分かりやすいですね。

あと、膝窩動脈・膝窩静脈・脛骨神経の大本の血管と神経は、
太ももの後ろにある筋肉の中を通っていますから、
そこを柔らかくするための前屈のストレッチもいいです。

ふくらはぎの筋肉を縮めるには、
立ってかかとを床から上げればいい。
そのまま上げ下げの運動を10〜20回以上すれば尚良しです。

ご自分に合った方法ならなんでも構いません。

どこが伸び縮みしているのかを意識して動かしてみてください。


日常生活の中で筋肉を適度に伸び縮みさせてあげると、
不調はもっと減ると思いますよ。

 

余裕

動きが悪くなった関節にスペースが生まれると、
そこに機能が入ってきます。

機能が入ってくると、
やがて関節本来の動きが回復していきます。

これは施術におけるオステオパシーの考え方ですが、
人の心も同じですね。

何かのきっかけで心が緩むと、
その人が本来持っている心の余裕が広がっていきます。


感じる余裕。

聞く余裕。

想像する余裕。

待つ余裕。

譲れる余裕。

許せる余裕。

負けられる余裕。

楽しめる余裕。

笑える余裕。

好きになれる余裕。





心の余裕って、愛ですね。


 何よりも大切なのは、
 いかなる混乱、いかなる騒ぎの中にあっても
 平静さを失わないようにすることです。(シルバーバーチ)



心に余裕が無い自分に気づく度に、
「まだまだだなぁ」と反省する日々です。

いつでも喜んで愛を出せる人でありたいなぁと思います。

 

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