ボクちゃんね、ボクちゃんぐらい学校に向かない子って珍しいよね。
ボクちゃんは学校に向かないから社会向きなんだよ。
だから必ず出世するよ。
人間は神様が創ったものだからね。
何にも向かない人っていないんだよ。
だって、ボクちゃんぐらい学校に向かない人、珍しいもんね。
お母さん楽しみにしてるよ。
ボクちゃんね、ボクちゃんすごい得してることあるんだよ。
わかるかい?
ボクちゃん特技ないでしょ。特技がないから得なんだよ。
なまじ特技があるとね、それを活かそうと人間ってしちゃうからね。
世間がせまくなっちゃうんだよ。
ボクちゃんは特技がないから、何でもできるんだよ。
だからボクちゃんは、時代にあったことをいつもしていなさい。
そしたら絶対に困ることないからね。
斎藤一人さんが、
学生時代にお母さんから言われた言葉だそうです。
幼い頃から大人になるまでの間に、
両親や周りの大人から「自分」という存在を認められ、
「自分は自分でいいんだ」と感じながら成長した人って、
非常に稀なのではないかと思います。
なぜなら、親でも大人でも、
「できた人」というのはそんなにいないから。
学校にも満足に通わなかった上に、
中学を卒業して社会に出て行くという我が子に、
一人さんのお母さんと同じ言葉を言える人がどれだけいることでしょう。
たぶん、私には無理です(汗)
理不尽に怒られたり、自分を否定されたり、
信じていた大人からの何気ない言葉で傷つけられたり・・・。
多くの人がそういう経験をし、自己肯定感とは真逆の
「自己否定感」を抱きながら育って来たのではないでしょうか?
だからと言って、自分の生い立ちや、
両親や周りの大人を恨む必要はないと思います。
なぜなら、過去に自分を傷つけた人達も、
今の自分と変わらないぐらい未熟だったのですから。
「自分は自分でいいんだ!」
もしも、あなたがそう思えないで育ち、
大人になった今でも自分を受け入れられないのだとしたら。
今からでも遅くはありません。
自分自身で、
今の自分を肯定していくことをおすすめします。
「幸せ」とは、
誰かにしてもらうものでもないし、
誰かにしてあげるものでもない。
自分の人生を変えられるのは自分しかいない。
そして、それを可能にする無限の力は、
必ず自分の中にある。
と、私は思っています。
方法はいくつかあって、
どれも手軽で簡単に始められます。
以前にこのブログで紹介したものばかりなので、
ずっと読んでくださっている方には重複した内容になりますが、
お時間がある方は改めて読んでみてください。
<その1>
鏡の中の自分に向かって「愛してるよ」って言う。
自分の名前をつけて、笑顔で声に出して言うと尚良しです。
「五郎、今日も愛してるよ」
慣れるまでは、びっくりするほど照れます(笑)
しかし、その効果は絶大です。
自己否定が強い人ほどハードルを高く感じますが、
このハードルは越えるだけの価値がありますよ。
<その2>
日常生活で起こる出来事に対して、常に肯定的な評価をする。
斎藤一人さんがすすめている天国言葉が分かりやすいと思います。
「愛してます」「ツイてる」「うれしい」「楽しい」
「感謝してます」「幸せ」「ありがとう」「ゆるします」
こういう肯定的な言葉を、
日常生活の中で意識的に使うようにすればいいだけ。
簡単ですね。
美味しいご飯を食べられて、あ〜幸せ。
ご飯を作ってくれた人と食べものに、ありがとう。
太陽にありがとう、雨にありがとう。
ちょっとしたトラブルに、
これぐらいですんで良かった、自分はツイてるな。
ついつい自分を否定してしまう自分を、ゆるします。
瞬間瞬間を肯定する癖をつければ、
やがては自分の人生全体を肯定をすることにつながっていきます。
<その3>
「私は自分を受け入れます」
この言葉を一日に何百、何千回と繰り返す。
例えば、駅まで歩く道すがら。
「私は自分を受け入れます、私は自分を受け入れます・・・」
歩くテンポに合わせて心の中で言い続ける。
「私は自分を受け入れます」ということは、
自分の身体や心だけではなく、
自分の人生そのものを受け入れるということ。
もっと言えば、
(これは信じられる人だけでいいですのですが)
私たち一人ひとりの魂の中には、
この宇宙を創造した無限で完全なエネルギーが入っています。
そのエネルギーのことを『神』といいます。
つまり、私たち一人ひとりが、ミニチュアの『神』なんですね。
「私は自分を受け入れます」ということは、
そのことをも受け入れるということ。
自分を丸ごと受け入れられたら、
その無限の力が湧いてくるかも知れません。
そして、自分の中に神がいることを受け入れられたら、
自分の周りにいる色んな人の中にも神がいることを知ります。
そうしたらどうなるか?
気に食わない人に対して、
今よりもちょっとだけ優しくなれる。
「まだそのことに気づいてないんやなぁ。
まぁ、しゃあないか」
と、寛容になれる・・・かも知れません。
そうなったら更にどうなるか?
自分の周りに平和が生まれます。
それがもっと広がったらどうなるか?
他人にも平和が生まれ始めます。
それがもっともっと広がったらどうなるか?
地域が平和になります。
やがて、市や県や国が平和になり、
世界が平和になり、
地球が平和になります。
・・・って、
いつになることかは分かりませんが、
この世に生きる全ての人が自分の中にある『神性』に気づけば、
必ずそうなると私は信じています。
「私は神です。あなたも神です。みんな神です」
斎藤一人さんがすすめるこの言葉も、私が好きな言葉です。
自分は何のために生まれてきたのか?
それは、幸せになるために他ありません。
自分に対して、
自分の人生に対して、
どうしようもない気持ちになった時は、
どうかこのことを思い出してください。
この世に忘れ去られている人は、
誰一人としていませんから。