「今まで会社員としてしか働いたことがなく、
自分に開業できるだけの器量があるのかどうか分かりません」
この様な質問に対する斎藤一人さんの答えです。
ともかく開業ってスタートラインだからね。
それからどのぐらい改良したり
努力したりするかってのはその人の問題だから。
その人がどのぐらいがんばるか。
世界中で、
「あんた向いてないよ」
とかって言える人っていないと思うんだよね。
ともかくね、
歌手になりたかったら
「一曲歌ってみな」って言うじゃない。
それと同じように、
商売もやってみないと分かんないんだよ。
やってみてダメだったら、
また勤め人に戻ればいいんだよね。
一生懸命やるしかないんだよね。
だから、誰かに相談したい気持ちも分かるけど、
最後は自分の決断しかないんだよ。
ダメだったらね、
またサラリーマンに戻ればいいんだよ。
だって、戻れない人生なんかないよ。
5年前の私にとって、
「開業」とは「未知の世界」でした。
私の場合は勤め人を10年以上経験していたので、
余計に(サラリーマンの世界以外の)外の世界は
ジャングルの様に見えていたのかも知れません。
何の保証も後ろ盾も無いジャングル・・・。
そんな恐ろしい未知の世界で、
自分は生きていけるのだろうか?
めちゃくちゃ怖かったし、不安でした。
だから、
自分のやりたい商売で開業するのではなく、
自分がやりたそうなことをやっている会社に勤めようと。
そんな甘いことばかりを考えていました。
・・・だって、
ジャングルにパンツ一丁で入っていくのは怖いですからね。
あと、誰かに引っ張って欲しい、
決めて欲しい、
自分の人生の正解を教えて欲しい、
と本気で思っていました。
「あなたには治療家の素質があります」とか、
「農業で生きていくのがあなたの今世の目的です」とか、
それこそ「私について来なさい!」とか、
そういうことを言ってくれる人を求めたりもしました。
でもある日、
「自分でやろう!」と決意して
税務署に開業届けを出しに行ったら、
「あぁ、こんなもんか」ってなりました。
「開業できちゃったよ(笑)」って。
怖いと思っていたジェットコースターに勇気を出して乗ってみたら、
「あれ?意外とこんなもんか」みたいな感じです。
まぁ、その後が本当に大変だったのですが・・・(汗)
商売ですからね。
これは自分なりに、
改良と改善を繰り返していくしていかないのです。
(その話はまた機会があれば書こうと思います)
まずは何事もやってみないと分かりません。
自分が本気でその道を進みたいと思うのなら、
私は、一度は進んでみたらいいと思います。
そして、
やってみてダメなら、
また勤め人に戻ればいい。
一人さんのこの言葉は気持ちが楽になりますね。
開業当時の私にもこの言葉があれば、
かなり気持ちが楽だったと思います。
もしも当時の私の様に悩んでいる方がいれば、
参考にしてみてください。
やってやれないことはないし、
やらずにできることもありませんから。
決めるのも行動するのも自分。
自分しかありません。