6月の集計
- 2011.06.30 Thursday
- WONDERFUL WORLD 植林 FESTIVAL
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- by 白樺整体院
慣用句には、
からだの一部分を用いた表現が沢山あります。
首が回らない、肩ひじ張る、
肩の荷が下りる、肩が軽くなる、
腰が重い、腰が据わる・・・などなど。
どれも日常でよく使う言葉ですね。
昔から使われているこれらの言い回し。
実は、心とからだの繋がりを
的確に表しているのかも知れません。
首が回らない
「お金などがなくて、やりくりがつかなくなる様子」
お金に余裕が無い時には、
だいたい心にも余裕がありません。
そういう時に首が痛くなるのかも知れませんね。
本来、首は柔軟に動くところです。
その首が柔軟に動かないということは、
考え方にも柔軟性が欠けているということでしょう。
心に余裕が無い時に、
柔軟な思考は出来ませんから。
肩ひじ張る
「いばった態度で人に接したり、気負って何かをしたりする様子」
肩の荷が下りる
「責任や義務を果たして、ほっと一安心する」
肩が軽くなる
「重い責任や負担から解放されて気が楽になる」
肩は、責任や義務などの
精神的なプレッシャーと関連しているようです。
慣用句からもわかるように、
プレッシャーから解放された時に
肩の荷が下り、肩が軽くなるんですね。
自分がプレッシャーをどのように捉えているのか。
そこを見つめ直す必要があるようですね。
腰が弱い
「いくじがない。粘(ねば)りがない」
腰が据わる
「しっかりと安定した様子。
他のことに気をとられることなく物事に専念するさま」
腰はからだのバランスの要です。
運動や作業をする時には、
「腰を安定させなさい」とよく言われます。
心の状態が不安定だと、
腰に不調が出るということなのかも知れません。
また、これとは別に、
「腰痛は怒りやストレスを表している」
という説もありますね。
からだの不調のほとんどは、
心が作ったものだと言われています。
(実は、全てがそうであるのかも知れません)
自分の心とからだを見つめ直す時、
古人の言葉に助けを借りてみるのも
なかなか良い方法だと思います。