寒い日が続きますね。
みなさま、おからだの調子はいかがでしょうか。
寒いと、自然に力んでしまい、
からだ全体がカチコチになります。
力む必要なんて全然ないのに、
勝手にからだ中に力が入ってしまいます。
なぜでしょう?
それは、筋肉を動かすと熱が発生するからです。
力んで、筋肉を「ぎゅーっ」と縮ませる。
そうすると、僅かだけど暖かくなる。
少しでも熱を増やしてからだを守ろうとする、
本能からの動きなのかも知れません。
でも、力みっぱなしだと筋肉も疲れます。
その上、縮む筋肉がいつも一緒だから不具合が出てしまうんです。
肩をいからせる→首から肩についている筋肉。
背中を丸める→胸とお腹の筋肉。
膝を曲げる→ももの裏側と脛の筋肉。
冬に肩こりや腰痛が増えるのも当然ですね。
ご自分で「からだに力が入ってるなぁ」と気付いたら、
こんな簡単な体操をしてみてください。
また、背中が丸いと内臓が圧迫され、呼吸が浅くなります。
特に、冷え性の人は肺の機能が衰えているという話も聞きます。
肋骨を上げておけば呼吸が随分楽になります。
背筋もピンと伸びるし、肩こりにも効果がありますよ。
あと、足の指を広げたり閉じたりするのも効果的です。
朝起きた時や寝る前に、
「グー、チョキ、パー」とやってみてください。
そんなに指が動かないという方は、
手の指を足の指に挟み込んで、
足の指と指の間を広げることから初めてみてください。
少しずつ足の指をほぐして動きを良くしていきましょう。
まだまだ寒い日が続きます。
みなさま、どうぞご自愛ください。