経済から観る身土不二

以前の日記に、
TPPと絡めて『身土不二』について書きました。


身土不二とは、

「自分が住んでいる土地で穫れた
 旬のものを食べるのが健康にいいんですよ」

という考え方のこと。


実はこのことは、
経済にも当てはまるんです。


経済的に身土不二を言い表わすと、

「自分が住んでいる土地で作られたものを買うことが、
 その土地の経済を活性化させるんですよ」

と、なります。


これって誰でも冷静に考えれば当たり前のことで、
日本の中でちゃんとお金が回っていれば、
日本中が潤います。

でも、分かりやすく極端なことを言うと、
日本人が海外で作られた製品ばかりを買えば、
お金はどんどん海外へ流れていきます。

そうなったら、
製造拠点が日本国内から海外へ移って
日本人の働き口は減っていき、
日本はどんどん不景気になっていきますよね?

斎藤一人さんが12年前に現在の不況を予見していて、
以下はその内容を要約したものです。


 「不況だから私たちは1円でも安いものを買いたい」
 「ものを買う時の基準は価格」
 「1円でも安いものを」


 消費者がそう求め出すと・・・
 価格が安くなって競争が激化する。
  ↓
 日本より製造コストの安いところに拠点を移す。
  ↓
 日本国内の工場が閉鎖になる。
  ↓
 更に、海外の企業と戦うとなると、
 人員を減らすしかない。
  ↓
 失業者数が増える。
 就職難になる。


 「ウチの旦那の就職口が無くなっても、
  1円でも安いものを買いたいんです」

 「子供の就職先なんて無くてもいいんです。
  街中に失業者が溢れたって構わないから、
  私は1円でも安いものを買いたいんです」


 価格だけでものを買うということは、
 言い換えるとこういう意味になります。


 なおかつ、
 1円でも安いものを買って貯めたお金を使う先は、
 何十万円もする海外のブランドのバッグだったり、
 海外旅行だったりする。

 日本の中で1円でも安く買っておいて、
 浮いたお金で海外のものを買うんです。
 

 それで日本の中の景気が良くなると思いますか?


 それで政治が悪いだとか
 自民党が悪いだとか言ってるけど、
 自民党になんとか出来るんですか?


 「政府が悪いんだから就職口を何とかしろ」と言っても、
 1円でも安いものを買ったみなさん達に結果が回って来ただけのこと。


 これは経済音痴なだけであって、政治のせいでは全くない。


・・・一人さんのお話から12年経った今でも、
この状況にあまり変化は無いように感じます。


そろそろ、私たち一人ひとりが、
大きな「経済」という全体の流れを意識して
お金を使う時代が来たのではないでしょうか?

政治家や権力者や官僚のせいにしたり、
漠然と世の中に任せっきりにするのではなくて、
私たち一人ひとりの日常の小さなお金の使い方が、
やがては地域や日本を動かす力になるんだという自覚を持つこと。

そういうことが必要な時期が来たのではないでしょうか?

・・・って、なんか選挙の演説みたいですね(笑)


「この玉ねぎ、ちょっと高いけど
 自分が住んでいる奈良産だし。
 おまけに栽培方法にもかなりこだわって、
 頑張って作っているみたいだし。
 応援する意味でも今日は買ってみよう」

とかね。


決して無理をする必要は無いんです。

私だってお金持ちではありませんから、
そういうお金の使い方をする時は限られています。

でも、全くそんな使い方をしなかった人たちが、
少し意識して地域にお金を回そうとすれば、
大きなお金が動くことになるんですよ。


そうすれば、あなたが住んでいる地域の企業や生産者が潤って、
やがてはあなたが住んでいる地域が少しずつ活性化する。

そして、そういう地域がどんどん増えていけば、
私たち日本人が住んでいる日本が活性化して、
私たち日本人が元気になっていく。。。


目の前のめちゃくちゃ安い商品は、
いったいどこで作られているのかな?
いったいどんな作り方をしているのかな?


もしも財布に少しの余裕があれば、

「これは私が住んでいる地域の活性化に役立つんや!」

と思って、
ちょっと高くても地元で作られた商品や、
お世話になっているお店でお金を使う。

その気持ちが、やがて必ず自分に返って来ます。


私たちのからだと生活は、
今住んでいる土地と切り離すことは出来ません。


だから、時には
身土不二の気持ちでお金を使ってみませんか?



最後に。

今日ご紹介した一人さんのお話は15分ほどの短いものです。
お時間がある方は聴いてみてください。





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