腕を締める
肘から手首までを前腕(ぜんわん)と言って、
ここには、
『橈骨(とうこつ)』と、
『尺骨(しゃっこつ)』
という2本の骨があります。
この2本の骨のズレが、
からだに大きな影響を及ぼしているようです。
(なんでズレるのかは、こちらをご覧ください)
例えば、
何ヶ月も首が痛くて回せなかったというあるお客さまは、
橈骨と尺骨の問題を改善しただけで、
ほとんど首の痛みが無くなってしまいました。
他にも、
手首の不調、腕の痛み、肘の痛み、
腱鞘炎、バネ指、寝違え、
肩こり、背中の痛みなどの症状にも、
この2本の骨の調整は欠かせません。
では、具体的にどうやって
橈骨と尺骨を調整するのかと言えば、
まず親指側にある橈骨を上げてあげる。
(このやり方は、以前の記事をご覧ください)
次に、2本の骨の間隔を締めてあげます。
まず肘の少し手首よりをギュッと掴んでください。
イラストの赤い点のあたりです。
橈骨と尺骨の開きが大きい方は、
橈骨側の赤い点がかなり痛むと思いますので、
力加減はほどほどにしてくださいね。
後は下のイラストのように、
ゆっくり手首を外回りにグルグルと回すだけ。
時間は1〜2分ぐらい。
手首をグルグル回していると、
ギュッと掴んだ所の痛みが徐々に和らいでくると思います。
慢性的な症状がある方は、
定期的にやってみてくださいね。
肩や首以外にも、
手首や背中までスッキリしますよ。
- 2012.05.18 Friday
- セルフケア
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- by 白樺整体院