ここ最近、15年ぶりにこの本を開いて、「ホ・オポノポノ」を実践しています。
目の前の現実は、自分の潜在意識の中にある記憶の再生である。
つまり、現実創造の責任は全て自分にあるというわけです。
それらの記憶をクリーニグし続ければ、潜在意識がクリアになり、神聖なる知能からインスピレーションが届くようになる。
というのが、ホ・オポノポノの概略です。
潜在意識では、常に膨大な記憶が立ち上がっています。
私たちが顕在意識で考えていることが、たとえば1だとしましょう。
そのとき、私たちを動かしている潜在意識の記憶は100万あります。
1秒のうちに100万の記憶が立ち上がっているのです。
さらに、潜在意識の記憶はこの世の創世からの記憶にアクセスしています。
それだけ多くの記憶に動かされているのに、私たちはそれに気づくことができません。
私たちは、その気づかない記憶に乗っ取られて洗脳されているようなものなのです。
記憶には、いいものも悪いものもありません。
すべて単なる記憶のデータです。
記憶の中には、素晴らしい出来事もまがまがしい出来事も、すべて含まれています。
その記憶によって、私たちは行動してしまうのです。
私たちをコントロールしているのは100万のデータなのに、その100万分の1しか私たちは認識できません。
自分でわかって行動しているつもりでも、自分を動かしているものがどういうものであるか、本当はわかっていないのです。
人は生まれたときから、潜在意識の記憶をクリーニングするために生きています。
潜在意識は膨大な記憶にアクセスしつづけているので、たとえ赤ん坊でも、過去の記憶と無縁ではありません。
クリーニングのやり方は、4つの言葉を心の中で唱えるだけです。
ホ・オポノポノは比較的よく知られているメソッドなので、やり方をご存知の方も多いと思います。
「ありがとう」
「ごめんなさい」
「許してください」
「愛しています」
これらの言葉を、何らかの問題が起こった時や、感情がネガティブに動いた時などに唱えます。
「ごめんなさい」と「許してください」を省略して、「ありがとう」と「愛しています」の2つや、「愛しています」の1つだけでもオッケーです。
私の場合は、何もなくても頭の中で言い続けています。
歩いている時や自転車に乗っている時、電車やバスに乗っている時なども、景色を見ながら頭の中で延々と唱え続けています。
唱えていると、自分の中がどんどん静かになっていくのがよくわかります。
無駄な思考が働かなくなるし、感情の浮き沈みが起こってもニュートラルに戻りやすくなる。
何かを閃いたり、「あ、これやってみよ!」と、思うことも増えました。
ホ・オポノポノのユニークなところは、全ての現象は「自分の潜在意識の記憶の再生」なので、他者の問題や世界の問題についても自分がクリーニングできるというところです。
例えば、病気の人や何かで困っている人がいたら、その人のことを思いながら4つの言葉を唱える。
不幸なニュースを観たら、そのことについてクリーニングする。
動物や植物、建物や会社などにも使えます。
これから商談に行く場合なら、事前にクライアントのことを思いながら言葉を唱えておくのもいいし、相手先の企業や商談する場所をクリーニグしておくのもいいですね。
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